めがね弘法大智院の歴史と今
めがね弘法真言宗智山派金照山清水寺大智院HP
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大智院境内の紹介

大智院の歴史
大智院 略縁起
 
 金照山清水寺大智院は、聖徳太子の開基で、本尊「聖観世音菩薩」、前立「馬頭観世音菩薩」を安置する名刹です。
 文明二年、寺内の興隆をはかり、次いで明応七年紹長和尚の時に、大野・宮前城主の佐治伊賀守為永公の祈願所となりました。
 当初は「楊柳山」と号していましたが、天正年間の戦乱にも兵火のかかることを免れたことから、元禄五年に「金照山」と改め 現在に至っています。
 「身代大師」とは、弘法大師が知多巡錫のとき、大智院にて、「我を帰依する者、一切の罪を消滅し、諸の有情を安楽しらしめ、 業病難病を解脱す、福力常具足し、穀麦財宝ことごとく皆の意の如く得せしめ、悪業煩悩の心を開眼せしむべし」と 自らの尊像を残されたもの。
 安政年間、盲目の老翁が身代大師に一心におすがりしたところ目が見えるようになり、大師に自分の眼鏡を残したことから 「めがね弘法」と呼ばれています。

■身代大師「めがね弘法」(堂内)■
 
安政7(1860)年旧3月21日、たまたま立ち寄った伊予の国浅吉翁が身代大師に祈願したところ、 盲目が治りました。
身代大師の左目が傷つきましたが、以来その盲目者が残した眼鏡をかけられています。

■護国大師と二十一修行大師■
 
堂前の護国大師は右手に宝剣(外敵を防ぎ七難即滅)を持ち、 左手に宝珠(福徳を与え七福即生)を受けています。
周りには「開運成就」「交通安全」などが刻まれた二十一修行大師が安置されており、願をかけたい 修行大師にお願いします。

■宝塔・八体仏(守本尊)・かばん石■
 
塔を3回まわり、自分の守り本尊をおまいりします。

■かばん石■
 
昔かばんを盗んだ泥棒がここに置いたところ、石に変わってしまったそうです。
何かお願いをしてかなうから軽く、かなわないなら重く感じます。

■めがね塚■
 
健眼を願う方々の身体の一部として使用された、めがねやコンタクト等を供養して納めます。

■金照堂薬房■
 
眼病予防のめぐすりと眼精疲労緩和の内服液を販売しています。
この他に、ハブ茶などの薬草が入っためがね弘法茶、健康な皮膚のための尊馬油(ソンバーユ)等も ございます。

■八百比丘手植えの大樟■
 
若狭の国で不老長寿の薬を授かり、800才まで生きた八百比丘が植えたとされる樹齢1300年余りの 知多市指定保存樹木です。
不老長寿、開運招福、また女性は美貌に恵まれます。
              (知多市保存樹木)
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めがね弘法 真言宗智山派 金照山清水寺
大智院
 
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